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2009年6月30日 (火)

新しい二つの「便利傘」で、果たして梅雨の憂鬱は払えるか!?

 梅雨である。
 五月雨の物憂い風情に身を置いて、気だるく切なく移ろう時をぼんやりと楽しむ――どころか、この鬱陶しさ全開の高温多湿で底意地悪い天候の連続には、もう良い加減、滅入って来ている。
 その上、大事に使って来た晴雨兼用の「ひまわりパラソル」が壊れてしまった。専門店でも修理は無理だと言われてしまい、気分はどん底、ド曇天……。
 あんまり滅入るので、思い切って新しい傘を探してみることにした所、思いがけなく面白い傘に巡り会うことが出来た。しかも、二種類。
 一つは、Water Front の「ポケペンシャトル」という製品。骨は5本で、太い油性マーカーを思わせる実にほっそりコンパクトな折りたたみ傘である。色違いが12色あり、勿論、薄紫の「ラベンダー」を迷わず購入。
 見た目よりも多少は重量があるが、常に携帯して不意の雨に備えるには、この大きさと形状(と、色あい)は理想的である。
 もう一つは、たまたまネットで「日傘」と「星」をキーワードに検索して見つけた、三段折りたたみのジャンプ傘。これは、totes の「シグネチャーライト」という製品で、開閉は握りに付いているボタンを押すだけ。一瞬でぱっと開いてぱっと閉じる。UV加工も施されていて日傘としても使えるし、急な雨にも即座に対応出来る。トロい私には何よりの味方と言える。購入したのは、黒地に一面小さい白い五芒星が散る「Star」である。
 風にやや弱い(裏返る)のと、使用中に誤って開閉ボタンを押してしまうと、瞬時に傘が閉じる悲喜劇が起こりかねないことが、難と言えば難であるが、まぁ、風の強い日には16本骨の丈夫な長傘を使えば良いことだし、ボタン開閉は自分で気をつければ済む。「持ち歩き用」の晴雨兼用傘として、特にこの時期、大活躍してくれそうな一本である。
 今日の産経新聞夕刊の連載エッセイ欄「或るモノがたり」でも、谷村志穂さんが「傘」について書いておられた。副題は「心意気!で開くもの」――多少は古風で不便でも、大人には可愛い過ぎる柄でも、谷村さんは、大切な愛用傘を「心意気」で開いて差して歩くことに、大きな意味を感じておられるようである。
 私も、ひまわりパラソルや星座柄の雨傘など、思い入れ深い品々には何にも変え難い愛着がある。また、今回買ったような実用的な傘も結構楽しい。
 新しいお気に入りの傘をぱっと開いて、この時期特有の沈んだ気分をぱっと吹き飛ばせたら良いなぁ……と、思う。

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