気がつけば400回目のモノローグ……
3月20日というのは、私にとって忘れられない記憶に残る日の一つである。私ばかりでなく、奈良市立の小中学校を卒業した人であれば、多かれ少なかれ同様の思いを抱いておられるに相違あるまい。何となれば、この日はかつて、公立の小中学校の卒業式と定められていた日だからである。(現在は変わっているかも知れないが……)
小学校の卒業式も3月20日、中学校の卒業式も3月20日であった。中学校の時など、翌21日が公立高校の合格発表日であったから、卒業式に抱く独特の感慨に加えて、少なからず複雑な思いを胸に、晴れの式に臨んだことをよく覚えている。
その3月20日である今日、近鉄奈良線の沿線住民である我々にとって、かつてない大きな変化が訪れた。近鉄電車と阪神電車の相互直通運転が始まったのである。平たく言えば、近鉄奈良線と阪神なんば線とが繋がった訳である。
最寄駅や乗換駅の案内板には、「尼崎/普通」だの「三宮/快速」だのといった目新しい表示がお目見えし、ホームに立てば馴染みのなかった阪神電車の車両が行き交う。TVニュースでは、開通のセレモニーや実際に乗車した人たちへのインタビューが流れ、甲子園球場まで乗り換えなしに行けるとか、喜びの声が色々と聞かれる。
構想が持ち上がった頃からずっと、余りピンと来ないものがあった私のような人間には、実際に尼崎行きの準急に乗って通勤してみても、劇的な変化が実感されるということはないような気がするのではあるが、ただ、近鉄の車両と阪神の車両では、扉位置や優先座席位置が微妙に異なっていたりするようなので、結構戸惑いそうである。まぁ、それも、慣れるまでの辛抱かも知れないが……。
そうして、今日はもう一つ、特筆すべき事柄がある。この雑記「日々是筆事」が、今回で遂に400回目を数えるのである。2004年の8月19日から書き始め、同年10月1日の12回目からは「一回千字」と規定を定めて、さぼりさぼり続けて来た。今日までの間に17000件を超えるアクセスを戴き、多くのコメントも戴くことが出来た。気随気儘な文字通りの雑記ではあるけれども、これからも細く長く無理なく続けて行けたら……と思う。
様々な意味から――私にとって「3月20日」は、矢張り一生涯忘れられない特別な日である。






















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