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2008年4月 6日 (日)

MIO(MIQ)さんのライブのこと・続々

 思い起こしてみると……MIQさんの歌を「また聴いてみたい」と思い始めたのは、矢張りここ1~2年のことのような気がする。
 本当に、今考えても、自分でも不思議な位に、2000年の5月以降、塩沢さんのお仕事やそれに付随するあらゆるものを、見たり聞いたり読んだり書いたりすることが出来なくなってしまった。一区切りに向けてのリストの作成だけは、どこか執念のように続けてはいたけれども、例えば、アニメを見ると言っても「エンディングのクレジット表記で役名や出演の有無の確認をする」だけ、CDを聞くと言ってもジャケットに配役が明記されていない作品に限り「耳で確かめることの出来る範囲で出演の有無の確認をする」だけ、といった程度で、新しいアニメ作品を見ることも、楽しむ為に過去の作品を見聞きすることも全く出来なくなり、併せて、それらの主題歌・挿入歌の数々を積極的に聞くこともなくなってしまった。塩沢さん抜きで何事もなかったかのように回り始めた世界を現実のものとして受け入れる勇気など、到底持つことが出来なかったし、塩沢さんの存在とそのお仕事を過去のものとして楽しむ気力など、そうそう戻るものでもなかった。
 恐らく、あれが私流の「突然の大衝撃に立ち向かい、心を壊さない為」の精一杯の防衛策であり、その状態を「自分なりに切り抜け、いずれ立ち上がる為」の懸命の対応策であったのだろうと思う。
 MIQさんのアルバム「Best of MIQ ―MIQUEST― 魂は刻をこえて…」(ビー!スマイル/発売)の発売は2005年であるが、私が漸く手に入れることが出来たのは昨年の4月であった。改名されたことさえ知らなかったのも、このCDを探し出すのが遅れた一因である。
 最初に“Good-bye, Lonely Blue”を聞いたのが1986年の夏頃(発売は1985年だが、私が塩沢さんのファンになったのが1986年であった為である)、全てを聞けなくなってしまったのが2000年の5月、また聞きたくなってアルバムを入手したのが2007年の4月。そうして、今年、2008年の5月に、そのMIQさんのソロ・ライブを聞きに行く――どこかで全てが繋がり合い、結果として「プラス」の方向へと導かれているような……ふと、そんな気持ちになって来る。
 もしかしたら、誰かが全てを繋がらせ、導いてくれているのかも知れない……そんな気がする――と、今、一瞬、目の前を、うすむらさきのふわふわが横切ったような……。

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