『アンジェリーク Special』をめぐる一人どたばたのこと
そのかみの、ゲームソフト 『アンジェリーク Special』(Windows95)をめぐる一人騒動は、思い出すだに情けない限りのどたばた劇であった。
ゲームソフトのお仕事が増え始めたのは、1989年頃からであったが、ゲーム情報にまるきり疎く、ゲーム機さえ持っていなかった私にとっては、情報を集めるのも纏めるのも、その殆どを有志の方々のご協力にお縋りしなければ到底叶わない難事業であった。
そんな中、1995年12月に女の子向きのゲーム『アンジェリーク Special』が発売され、しかもその役柄が、私の抱く「塩沢さんキャラの頂点近く」に存在しそうな御仁らしいと聞いて心動き、翌年3月、手持ちの機械で使えるWindows95版が出たのを機に、せめてこれ一作ぐらいは自分の手で遊んで確かめてみたい……と、 思い切って買い込んだのであった。
そこまでは良かったのだが……せっかく買ったのものの、セットアップ直後にオープニング・アニメで声を確認したきり、時間がなくて全く遊べないでいるうちに、ハードディスクの残量がどんどん圧迫されて来てしまい、暫く使用しないソフトは少しでも多くアンインストールしなければならなくなり、『アンジェリーク Special』も泣く泣く削除。辛うじて、音声ファイルを開いては、ぶつぶつに切れた台詞に聞き入る……といった方法で接点を保ち続けてはいたのであるが、やがて、ウイルス対策ソフトがWindows95に対するサポートを終了することになり、必要に迫られる形で2001年12月にWindowsXP搭載機を購入。これで使えないかと試してみたものの、いきなり「このアプリケーションはウィンドウズ95専用です」と弾かれてしまった。後日、知人に「互換モードでセットアップすれば使えるかも知れない」と教えて貰って試してみたが、矢張りこれも駄目。諦めて、そのまま再び、延々と宝の持ちぐされ状態を続けていた所、2004年1月末、ふっと思いついて「互換性」モードでの実行を[SETUP]ファイルと[ANGERUN]ファイルの双方に適用してみると、まるで魔法が解けたかのように見る見るセットアップが完了し、購入から約7年目にして、オープニング・アニメ後の画面を初めて目にすることが出来たのであった。
現在は購入当時以上に時間がなく、とても触れない状態ではあるのだが、ここまで苦労して来たからには、一度くらいはクリア出来るまで遊んでみたいものだと思う。
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