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2007年2月25日 (日)

「果敢ない(かかんない)」という奇妙な振り仮名のこと・続

 2月8日に書いたこの文に関して、知人から「どうして一番だけしか知らないのか?」「元々の歌詞のルビは確認してみたのか?」という素朴な疑問メールを貰った。
 私が初めてこの曲を聞いたのは、1998年の6月に発売されたオーディオドラマCDである。この作品のCDは、既にそれ以前から何枚か発売され、アニメにもなっていたらしいが、私が持っているのは塩沢さんが出演しておられた分のCD3枚だけで、しかも、この曲が入っているのはその最初の1枚で、それがTVサイズと言うか、要するに「一番だけ」の収録であり、当時は「ドラマさえ聞ければ満足」であった為、結果として一番だけしか覚えられず、また、カラオケから帰って初めて確認したブックレットの歌詞は、二番まで掲載されていたものの該当箇所にルビが振られていなかった為、読みを確認することが出来なかったのである。
 この疑問を戴いて、急に「元々の歌詞のルビ」が気になり始めて来た。しかし……果たして元々の歌詞の時点で、ルビに間違いがあったのだろうか。確かに、塩沢さんの歌にさえ、発売されるまで誰もルビのミスに気づかなかった、という例はあるが、その箇所は古語でもあり、また、常々からこうしたことには極めて厳しい姿勢を持っておられた方でもあったから、当時、我々ファンは「事故」だと理解したのであるが……。
 ただ、この曲の歌詞は明解な現代の言葉で綴られている。しかも、この曲を歌っておられるのは、四人の声優さんである。声優、即ち「言葉」や「発音」や「読み」に関しては、普段から殊更に厳しく鋭敏な感覚を持って接しておられる職業の方々が、複数で歌っておられる訳である。そうなると余計に、打ち合わせの時点や収録の時点で誰一人気づかないまま、発売にまで至ってしまうとは考えにくい。
 矢張り、あの字幕のルビは、カラオケの映像が制作された際の歌詞の入力ミスで、それがチェック漏れのまま配信されてしまい、ある意味マイナーな曲であることから誰からも指摘が無く、修正もされないままに来ていたのではないだろうか。
 私が気づいてからさえ既に四年近くが経つから、もうとっくに誰かが指摘して修正されているかも知れないのだが……。ここは、久し振りに一度カラオケに行って確認し、万が一、まだそのままになっていたならば、カラオケ会社に知らせてみた方が良いのだろうか。結構気に入っている曲だけに、どうにも気になって仕方がない。

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