« いつか、七色ひつじ浮かべて…… | トップページ | 環境を取るべきか、使い勝手を取るべきか…… »

2004年11月22日 (月)

明るい話題とは、言えないかも知れないが……

 連日、例の事件の報道ばかりで滅入っている所へ、また「ある意味ショック」なニュースである。『ドラえもん』の主要声優陣が世代交替すると言う。大山さんらは以前から「25年演ったら(次代に)託そう」と話し合っておられたそうだが、この手の事件は頭で理解出来ても心では何とも受け入れ難い私である。声優界に魅かれた大きな理由の一つが「世代交替の緩やかさ」であったから、尚更に驚きと衝撃は大きい。
 長寿番組は特にそうであろうが、『サザエさん』のように、ご本人の事情やご逝去などで少しずつ声の顔ぶれが入れ替わって行くのは、辛いけれどもまだ理解も納得も出来て、割合自然に受け入れることが出来る(無論、塩沢さんの時は別であったが)。しかし、今回は主要声優陣全員がまだお元気なのである。思わず『ルパン三世 風魔一族の陰謀』の騒ぎを思い出してしまった。あの時は、山田さんらが世代交替を宣言された訳でもなく、新キャストの皆さんは相当に厳しい重圧を乗り越えて役作りに挑まれたが、旧キャストのイメージ先行は制作側の想像以上であったらしく、作品そのものは(脚本の出来も今一つで)決して成功したとは言えず、結局、次回作からはキャストが元に戻された。にも関わらず、いざ山田さんが亡くなられてみると、本職の声優さんではない方が新ルパン役に起用され、ファンはそちらを受け入れたのであるから、残酷な話である。尤も、リメイク時の新キャストもベテラン揃いであった『ゲゲゲの鬼太郎』などは、野沢版・戸田版・松岡版のいずれもが、それぞれに成功していたと思われるが。
 『ドラえもん』は視聴者層の年齢が低いから、大掛かりな世代交替を強行しても、ルパンなどよりは柔軟に受け入れて貰える筈だという計算も、局側にはあるのだろうか。今後もこの番組を続けて行こうと思えば、大山さんら出演陣の理解と希望があり、25周年で切りが良いという口実も立つこの機会に、ということなのかも知れない。世代交替と一口に言っても、この作品の場合は、単に「そこそこの演技が出来てイメージの似た安く使える若手」を集めたのでは絶対に無理であろうから、かなり慎重な選考になるのだろうが……。
 いずれにしても、かなりの衝撃事ではある。けれど、ここ数日の暗い辛いニュースを思うと、まだ、少しはましな話題だと受け取るべきなのだろうか?
 少なくとも、「未来へ続く話題」ではあるのだけれども……。

|

« いつか、七色ひつじ浮かべて…… | トップページ | 環境を取るべきか、使い勝手を取るべきか…… »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« いつか、七色ひつじ浮かべて…… | トップページ | 環境を取るべきか、使い勝手を取るべきか…… »